ふくおか匠図鑑
和裁士
和裁士とは
和裁士とは、反物(たんもの)から着物を作り上げる仕事です。
仕上がりをイメージして柄を合わせたり、織りの特徴を生かしたりして創造性を発揮することや、縫いやコテかけなど全工程において緻密で丁寧な作業を施すことにより、美しい着物への仕上がりを追求する達成感や喜びがあります。
和裁士の作品
和裁士として自立するまでの道のり(例)
■1年目
和裁技術の基本をマスター(国家試験3級和裁技能士)
運針、長じゅばん、浴衣などが作れるようになります。
■2年目
本格的な技術に挑戦!
長着、羽織などが作れるようになります。
■3年目
応用技術(国家試験2級和裁技能士)
訪問着、付下げ、コート、帯などが作れるようになります。
■4年目
より高度な、指導員をすることも可能な技術を習得します。
振袖、留袖などが作れるようになります。
■5年目
プロとしてのひとり立ちを目指します(国家試験1級和裁技能士)
仕上げ、特殊技術ができるようになります。
和裁士のやりがい
丹精込めて作った着物などを納品して、お客様から喜んでいただくことが何よりのやりがいとなります。
また、「縫って、着て、着せられる」和裁士を育成し、日本の着物文化の伝統をつないでいくことが使命です。
日本和裁士会福岡県支部の活動
■資格・コンテストなど
・国家検定試験
・技能五輪全国大会
・技能グランプリ
〇各会員は、それぞれの地域で催しや行事、学校での体験活動の講師などを通して、和裁士として活動を広げています。
※※会員の活動をいくつか紹介します。
一般社団法人 日本和裁士会福岡県支部
日本和裁士会福岡県支部は「縫って、着て、着せられる和裁士になろう」をキャッチフレーズに、和裁士の育成や技術向上に努めています。和裁士という職業があることを知ってもらえたら嬉しいです。日本の衣装である着物を、多くの皆様がもっと身近なものに感じ、自身で着物を着ることができるようになっていただけたらいいなあと願っています。
〒815-0032 福岡市南区塩原1-22-17
TEL:092-512-5665
FAX:092-512-5667
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