ふくおか匠図鑑
パン職人
パン職人とは
パンの起源は、6000年前のエジプトに遡ると伝えられています。
日本には、キリスト教の伝来とともにパンも伝授されましたが、鎖国政策により、オランダ船の基地港となった長崎がパン発祥の地となり全国に広まっていきました。とりわけシーボルトの影響が大きかったといわれ、蘭医学や西洋砲術学とともに製パン技術も伝授されました。
日本の製パン祖、江川太郎左ヱ門担庵は、耐火煉瓦を使用した反射炉の余熱を利用してパンを焼くという発想を得て、パンを開発しました。
パン職人のやりがい
発酵食品は、奥が深いです。天然酵母のパンは、シンプルで、健康的、誰が食べても美味しく、あきがこない。だからこそ、美味しいパンを追求することは、やってもやってもきりがなく、やりたいことが次々にわいてきます。小麦の味がする手ごねの手法は、人生をかけて勉強できるものだと思っています。
福岡市パン協同組合としての取り組み
〇 西日本食品産業創造展に出展
・組合主催の製パンコンテストを実施し、優秀者を表彰
・手づくりパンを提供し、得られた災害義援金を各種団体に寄付
メッセージ
お客様には、それぞれのパン屋の特徴のあるパンを購入して、お気に入りのパンやパン屋をみつけて欲しいです。
また、私達のような手仕事の職人は、次の人に教えることで一層技術が磨かれていきます。若い人達を育てる環境をつくって、社会に貢献することが、パン職人の技を絶やさず、さらに磨きをかけて次に繋いでいく、プロの職人の使命だと思っています。
福岡市パン協同組合
住所 福岡市東区箱崎ふ頭5-5-1
1950年(昭和25年)4月結成。
TEL:092-633-2845
FAX:092-633-2845
1950年(昭和25年)4月結成。
TEL:092-633-2845
FAX:092-633-2845