令和5年度 板付北小学校「小学生ものづくり体験講座」
体験講座
◎福岡市技能職団体連合会では、会員団体の技能職者を講師とした「小学生ものづくり体験講座」を実施しています。
【事業の目的】
小学生を対象に、子ども達がものづくりの価値を実感するとともに、自身の将来の職業選択の幅を広げ、進路選択にいかすことができるよう、技能職者(ものづくりの専門家)による実演や子ども達が体験できる様々な分野の体験講座を実施するもの。
令和5年度、第5回「小学生ものづくり体験講座」は、福岡市立板付北小学校で次の通り実施しました。。
1 日 時 令和5年10月26日(木) 10:40~12:15
2 場 所 福岡市立板付北小学校
3 対 象 42名(6年生)
4 体験講座 ・洋菓子:ロールケーキづくり
・畳:ミニ畳づくり
・タイル:タイルでコースターづくり
5 講 師
・(一社)福岡県洋菓子協会:右田和弘
・福岡県畳工業組合 福岡地区連合会:熊丸剛、安部徹、小川真司、天野智哉、柿原崇宏
・福岡県タイル煉瓦工業会:坂本隆生、坂上力雄、上村渉、池渕敏和
【洋菓子:ロールケーキづくり】
今回は時間の都合もあり、ロールケーキの生地は、あらかじめ講師の先生が準備してくださったものを使いました。それでもケーキの丸め方、クリームの塗り方、トッピングなど、自分でやってみたら思うように作業が進まず、難しい様子でしたが、力の入れ具合などプロのコツをたくさんアドバイスしてもらい、オリジナルのトッピングをした美味しそうなロールケーキができあがりました。
「ケーキ屋さんにあるたくさんのケーキはどうやって作っているのかな」「クリスマスの時にはたくさんのケーキを作るのが大変だろうな」と、プロの方の苦労におもいをはせながらも、講師の先生の「お客様に喜んでほしいものをつくる」という言葉がとても印象に残ったようです。
「ケーキ屋さんにあるたくさんのケーキはどうやって作っているのかな」「クリスマスの時にはたくさんのケーキを作るのが大変だろうな」と、プロの方の苦労におもいをはせながらも、講師の先生の「お客様に喜んでほしいものをつくる」という言葉がとても印象に残ったようです。
【畳:ミニ畳づくり】
硬い畳のへりを専用の太い針と糸で縫うこと、が一番の作業でしたが、子ども達にとっては案外大きな力が必要で、なかなかうまく縫うことができず、難しかったようです。それぞれ選んだ畳のヘリも、たくさんの種類から意外に古典的な柄を選ぶ児童が多く、知らず知らずに日本の文化の雰囲気を感じ取って行動していたのかもしれません。
つくることは難しかったけれど、できあがったときの達成感は大きく、全員が「ものをつくるって楽しい」を実感しました。できあがったミニ畳の使い方は、ものを置くだけでなく、頭を置いて昼寝するという児童もいました。いぐさの良い香りに包まれて疲れも癒されることでしょう。
つくることは難しかったけれど、できあがったときの達成感は大きく、全員が「ものをつくるって楽しい」を実感しました。できあがったミニ畳の使い方は、ものを置くだけでなく、頭を置いて昼寝するという児童もいました。いぐさの良い香りに包まれて疲れも癒されることでしょう。
【タイル:タイルでコースターづくり】
一人二つずつ、世界に一つだけのオリジナルコースターを作りました。
タイルを貼る工程や仕上げの作業に案外時間がかかることもですが、作品づくりはタイルの色や形の組み合わせなど、出来上がりをイメージした創造的な作業であることを知って、びっくりした児童もいました。何より、友達のアイディアや作業の仕方をみて刺激をうけたり、話し合いながら試行錯誤したり、講師の先生にわからないところを聞いたり……コロナ禍ではできなかった体験や人との交流の大切さを子ども達自身が実感できたひと時でした。
タイルを貼る工程や仕上げの作業に案外時間がかかることもですが、作品づくりはタイルの色や形の組み合わせなど、出来上がりをイメージした創造的な作業であることを知って、びっくりした児童もいました。何より、友達のアイディアや作業の仕方をみて刺激をうけたり、話し合いながら試行錯誤したり、講師の先生にわからないところを聞いたり……コロナ禍ではできなかった体験や人との交流の大切さを子ども達自身が実感できたひと時でした。