令和5年度 弥永小学校「小学生ものづくり体験講座」
体験講座
◎福岡市技能職団体連合会では、会員団体の技能職者を講師とした「小学生ものづくり体験講座」を実施しています。
【事業の目的】
小学生を対象に、子ども達がものづくりの価値を実感するとともに、自身の将来の職業選択の幅を広げ、進路選択にいかすことができるよう、技能職者(ものづくりの専門家)による実演や子ども達が体験できる様々な分野の体験講座を実施するもの。
令和5年度、第4回「小学生ものづくり体験講座」は、福岡市立弥永小学校で次の通り実施しました。
1 日 時 令和5年10月3日(火) 10:30~12:05
2 場 所 福岡市立弥永小学校
3 対 象 46名(6年生)
4 体験講座 ・家具:マイ箸づくり
・鉄筋:鉄筋の結束、梁・柱の組立体験
・左官:アートな塗り壁づくり
5 講 師
・福岡市家具工業会:楢崎喜文、住永謙一、山下広巳、松尾栄治、大丸拓郎
・福岡県鉄筋事業協同組合:宮村良太、井上英樹、秋永正信、汐田洋、菅谷良太、今本健一、篠森良、杉山和章、友田将行
・(一社)福岡市左官業組合:牧園倫明、東島直人、森祐太朗、前田久美晴、長岡健次
【家具:マイ箸づくり】
いくつかの種類の木材でできた材料を削って箸をつくりました。最初に柔らかい削りやすい材料、そのあと、だんだん硬い材料に挑戦しました。しっかり踏ん張って、腰を入れて削らなければならないので、活動の最後のほうでは、腕も疲れて汗ばんでいる児童もいたくらいです。ただ削るだけでなく、木材の硬さや質、香りの違いなどを感じながら体験できたので、ものづくりの楽しさを実感してくれたようです。
みんな何組かの箸をつくることができたので、きっと友達や家族にも、今日の体験の楽しさを伝えながらプレゼントしてくれると思います。
みんな何組かの箸をつくることができたので、きっと友達や家族にも、今日の体験の楽しさを伝えながらプレゼントしてくれると思います。
【鉄筋:鉄筋の結束、梁・柱の組立体験】
「鉄筋の体験って何をするんだろう」「そもそも鉄筋って何?」……様々な思いで講座に臨んでくれた子ども達でしたが、結束や組立の体験が始まると、初めて知ること見ることに興味津々で、あっという間の体験時間でした。一人ひとり、ヘルメットやゴーグルをつけて、一人前の職人さんさながらの姿で体験に臨みました。
講師の先生から、木造の家でも、どんな建物にも、必ず鉄筋が入っていると聞いて、身近にある仕事だということを実感していました。毎日、こんなに重くて大きなものを使って、安全に気を付けながら、作業しているプロの皆さんの苦労を思いやりつつ、建物をたてるという仕事のすごさに心を動かされたようです。
講師の先生から、木造の家でも、どんな建物にも、必ず鉄筋が入っていると聞いて、身近にある仕事だということを実感していました。毎日、こんなに重くて大きなものを使って、安全に気を付けながら、作業しているプロの皆さんの苦労を思いやりつつ、建物をたてるという仕事のすごさに心を動かされたようです。
【左官:アートな塗り壁づくり】
講師の先生の話やプリントから、左官という職業や歴史を学び、それぞれオリジナルの塗り壁作品を作りました。自分がイメージしたものや思いを表現して、素敵な作品ができました。大切な思い出の作品として、家に飾っていることでしょう。
自分でやってみて、集中力がきれると、作業が雑になってしまうことに気づいたというのも、体験活動ならではのとても大切な気づきでした。学校での勉強も、将来、仕事をするときにもいかせることですね。
自分でやってみて、集中力がきれると、作業が雑になってしまうことに気づいたというのも、体験活動ならではのとても大切な気づきでした。学校での勉強も、将来、仕事をするときにもいかせることですね。