令和4年度 早良小学校「小学生ものづくり体験講座」
体験講座
◎福岡市技能職団体連合会では、会員団体の技能職者を講師とした「小学生ものづくり体験講座」を実施しています。
【事業の目的】
小学生を対象に、子ども達がものづくりの価値を実感するとともに、自身の将来の職業選択の幅を広げ、進路選択にいかすことができるよう、技能職者(ものづくりの専門家)による実演や子ども達が体験できる様々な分野の体験講座を実施するもの。
昨年度に引き続き、本年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、感染状況を注視しながら対策をしっかりととって開催することといたしました。
令和4年度、第3回「小学生ものづくり体験講座」は、福岡市立早良小学校で次の通り実施しました。
1 日 時 令和4年7月20日(水) 10:50~12:25
2 場 所 福岡市立早良小学校
3 対 象 32名(5年生)
4 体験講座 ・洋裁:巻きペンケースつくり
・家具:マイ箸づくり
5 講 師
・福岡県洋裁技能協会:石井幸子、堤志保美、井上恵美子、鈴木美穂
・福岡市家具工業会:楢崎喜文、住永謙一、進藤和典、松尾栄治、山下広巳
【洋裁:巻きペンケースづくり】
洋裁の講座では、子ども達に身近に使ってもらえるものとして、今回、巻きペンケースをつくる体験をしました。針に糸を通すことや玉どめ、玉結びに苦戦する場面も多々ありましたが、がんばってそれぞれオリジナルのペンケースを完成させることができました。
体験後には、「こんなものができあがるなんて思ってなかった」「いろいろなものを縫えるようになりたい」「服が破れたら自分で縫えるようにする」など、子ども達から「ものづくり」をすることの喜びや楽しさを味わった様子の感想が寄せられました。
体験後には、「こんなものができあがるなんて思ってなかった」「いろいろなものを縫えるようになりたい」「服が破れたら自分で縫えるようにする」など、子ども達から「ものづくり」をすることの喜びや楽しさを味わった様子の感想が寄せられました。
【家具:マイ箸(はし)づくり】
マイ箸づくりの講座では、木材の削り方を教わって、それぞれ持ちやすさ、物のつまみやすさなどを確認しながら、自分の手に合った箸をつくりました。箸を「削ってつくる」ということ自体が、イメージしていた箸づくりと異なっていたという児童もいたようですが、削りだすと黙々と作業に集中していました。
ただ削れば良いということではなく、力の加減、木目と削る方向の関係や、セットになる箸を2本、大きさを合わせなければならないことなど、箸をつくる作業の中にいろいろな技術が必要なことを実感したようです。材質が異なる木材を削り比べて、色や香り、硬さなどの違いも知ることができました。
ただ削れば良いということではなく、力の加減、木目と削る方向の関係や、セットになる箸を2本、大きさを合わせなければならないことなど、箸をつくる作業の中にいろいろな技術が必要なことを実感したようです。材質が異なる木材を削り比べて、色や香り、硬さなどの違いも知ることができました。