令和3年度 筑紫丘小学校「小学生ものづくり体験講座」
体験講座
◎福岡市技能職団体連合会では、会員団体の技能職者を講師とした「小学生ものづくり体験講座」を実施しています。
【事業の目的】
小学生を対象に、子ども達がものづくりの価値を実感するとともに、自身の将来の職業選択の幅を広げ、進路選択にいかすことができるよう、技能職者(ものづくりの専門家)による実演や子ども達が体験できる様々な分野の体験講座を実施するもの。
昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、やむを得ず本事業を中止いたしましたが、本年度は感染状況を注視しながら、感染対策をしっかりととって開催することといたしました。
令和3年度、最初の「小学生ものづくり体験講座」は、福岡市立筑紫丘小学校で次の通り実施しました。
※ 本体験講座は、南区役所の「ため蔵通信21」でも配信されています。ぜひ、ご覧ください。
1 日 時 令和3年11月11日(木) 10:30~12:05
2 場 所 福岡市立筑紫丘小学校
3 対 象 88名(6年生)
4 体験講座 ・和裁:ポシェットづくり
・調理(中華):野菜の飾り彫り
・畳:ミニ畳づくり
5 講 師
・(一社)日本和裁士会福岡県支部:齊藤雅彦、坂本浩子、生津春代、加来利江
・福岡県調理師連合会:王和雄、張端宏
・福岡県畳工業組合 福岡地区連合会:熊丸剛、村上僚、天野智哉、柿原崇宏、堤善徳
【和裁:ポシェットづくり】
本年度は、1教室あたりの児童数・講師数を少なくできるよう、2教室に分割して実施しました。
また、独自のマニュアルを作成して、子ども達自身がタブレットで動画を視聴したり、マニュアル冊子を見たりしながら製作ができるよう実施方法を工夫してみました。子ども達の感想の中には、「マニュアル冊子をもらったので、家でまた作ってみたい」という声もありました。
当日、欠席等で体験講座を受けられなかった子ども達にも、先生方から材料とマニュアル冊子を渡していただき、ものづくりに触れてもらえるようにしました。
また、独自のマニュアルを作成して、子ども達自身がタブレットで動画を視聴したり、マニュアル冊子を見たりしながら製作ができるよう実施方法を工夫してみました。子ども達の感想の中には、「マニュアル冊子をもらったので、家でまた作ってみたい」という声もありました。
当日、欠席等で体験講座を受けられなかった子ども達にも、先生方から材料とマニュアル冊子を渡していただき、ものづくりに触れてもらえるようにしました。
【調理(中華):野菜の飾り彫り】
例年は、プロの講師から指導を受けて、美味しい料理をみんなで作って食べるという活動をしていましたが、本年度は、コロナ禍に配慮して、調理分野で飲食を伴わない体験ができないものか、講師の方々が知恵とアイディアを絞って、中華では包丁と彫刻刀を使った「野菜の飾り彫り」を実施しました。作り方の説明では、講師の先生の手元をスクリーンに大きく映し出して、子ども達が講師の周りに集まって密になることがなく、それぞれの席から見ることができるように、学校の先生方にご協力いただきました。
私どもにとっても初めての体験内容でしたので、どうなることか不安と期待の思いで当日の体験となりましたが、講師の先生から「自由な発想でいいんだよ」「自分のイメージを形にしてみて」と声をかけられ、子ども達は思い思いに見よう見まねで楽しく取り組んでいました。子ども達にとっては、かなり難しく根気がいる作業でしたので、後半、人参で可愛らしいチョウチョができあがった時には、思わず笑みがこぼれ、嬉しそうに友達に見せ合う姿がありました。
私どもにとっても初めての体験内容でしたので、どうなることか不安と期待の思いで当日の体験となりましたが、講師の先生から「自由な発想でいいんだよ」「自分のイメージを形にしてみて」と声をかけられ、子ども達は思い思いに見よう見まねで楽しく取り組んでいました。子ども達にとっては、かなり難しく根気がいる作業でしたので、後半、人参で可愛らしいチョウチョができあがった時には、思わず笑みがこぼれ、嬉しそうに友達に見せ合う姿がありました。
【畳:ミニ畳づくり】
畳の講座では、福岡県畳工業組合福岡地区連合会の青年部の皆さんが、体験講座の講師を務めてくださいました。子ども達が、安全に畳づくり専用の道具を使うことができるよう、対象を少人数に絞って丁寧な指導をされ、短い体験時間になんとか全員が作品を完成できました。
子ども達の中には、今回「初めて畳の匂いを感じた」という子どももいたようです。出来上がったミニ畳に何を乗せようか、どこに飾ろうか、それぞれに思いをめぐらせていました。子ども達が持ち帰った作品を通して、各ご家庭で日本の畳文化に触れていただければ幸いです。
子ども達の中には、今回「初めて畳の匂いを感じた」という子どももいたようです。出来上がったミニ畳に何を乗せようか、どこに飾ろうか、それぞれに思いをめぐらせていました。子ども達が持ち帰った作品を通して、各ご家庭で日本の畳文化に触れていただければ幸いです。